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読書レビュー 『自分の時間を取り戻そう』 ちきりん著

 

本質的な問題は「生産性」の考え方

長時間労働のサラリーマンや共働きの女性、フリーランス、これらの働き方が問題になって久しいですが、ちきりんはこれらの問題に「生産性の考え方が不足している」としています。

 

生産性とは、「希少資源がどの程度有効活用されているかの度合い」ですが、日本人は特に生産性に対する認識が少ないとされています。

 

特に人間の希少資源とは、

  1. 時間
  2. お金

になります。

 

著者は「職業選択を含めた自分の人生の選択においても、仕事の進め方についても、そして社会のあり方を考えるときにも、ゼロよりマシなものに対して、価値があると判断し、貴重な時間やお金を投入していては、いくら時間があっても足りない。

何をやるにしても、自分の貴重な資源を最大限に有効活用できる生産性の高い方法を見極め、可能な限り高い成果を得る。そういう方法を身に着けないと、やりたいことをすべてやれる人生は手に入らない」と述べています。

 

やらないよりはマシという危険な考え方

無駄な会議や残業などを頻繁にする人たちがよく言うこととして、「やらないよりはマシ」というキーワードがあります。

効率は悪いけど、やらないとゼロなのでえやったほうがいいと思考停止になっている場合が多いです。

これが生産性を低くしている一つの要因だと考えられます。

 

先程の著者の言葉通り、資源を有効活用しないとダメと考えれるのならば、時間という希少な資源を使って、明らかに効率が悪いことをするのは害悪です。

効率が悪いのならば効率よく(時間の消費を少なくする)方法を考えることが必要です。

 

よく学校教育の有用性が疑問視されていますが、私も生産性を考えるならば義務教育の9年間は長すぎると思います。

確かに、初期教育の重要性は分かりますが、6年間も同じ教育を全員で受ける必要はなく、ある程度の(おそらく3年程度)の基礎教育が終わったなら、自分で選択して教育を受けるシステムにするべきだと思います。

 

義務教育の効果がゼロではないという点を認め、より効率的に学習することを考える必要があると思います。

 

生産性が選択の指標になる

自分の希少な時間やお金を使う際に、生産性を意識すると行動が変わってきます。

職業選択や日常生活においても、自分の資源をどのくらい有効活用できているかを考えると、無駄なお金の使い方や効率の悪い働き方は無くしていけます。

 

また、ビジネスの現場でも、相手の希少な時間資源を大きく既存するような行動を慎むようになります。

例えば、長文のメールや上司の説教などがこれに当たります。

 

今後、労働人口が減ってくる日本社会において、いかに一人一人が生産性を高めることに意識を向け、環境を変えていくかが重要だと思います。

 

私の生産性が向上した活動

ちなみに、私が最近感じた生産性の高い活動(投資)は下記になります。

  • Amazon定期便
  • 電子調理器「ビストロ」
  • 熊野整さんのセミナー「外資投資銀行のエクセル術」

これらは私の時間を新たに生み出してくれる非常に満足度の高い投資でした。

 

皆様もぜひ、最近の自分の活動で生産性が高かったことがあるのか考えてみてください。