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読書レビュー 『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』ピョートル・フェリークス・グジバチ著

海外ビジネス書 要約 読書レビュー

Googleが社内でやっている神速仕事術57

 

今回はこちらの本のレビューを書いていきます。

 

この本のポイントは

  • 仕事を持ち帰らない
  • メールに頼りすぎない
  • 自分の仕事を自分で壊すことが重要

です。

 

会議の議事録などの資料作成は、個人ではなくチーム全員で作成する

 会議中に議事録を一人で取って、それを後から全員に配布するよりも、その場でスプレッドシートを使い、全員で書き込む。そうして共有すれば従来の10分の1の時間で作成が可能になります
 

メールは持ち帰り文化、チャットはリアルタイム文化 

 冒頭の要約にある、「メールに頼りすぎない」とつながりますが、グーグルではメールをそこまで使用しないようです。
 
メールで社内の時間調整を行ったり、情報交換をすると時間のロスが大きくなります。
チャットであればその場でお互いの合意が取れます。
 
その場で完了できる仕事はそこで終わらせる意識がグーグルでは重要のようです。
 

クリエイティブな発想には集合知を活用する

 企画会議の際には、発想のヒント(クルー)を大量に用意し、無秩序に組み合わせる
ことで、無意識の「ひらめき」を生み出します
 
また、一人で考えるのではなく、チーム全員でその作業を行うことが大切になります。 
著者はたびたび、「みんなで知恵を絞った方が手っ取り早い」と述べています。
 

企画会議にプレゼンはいらない

 企画会議の際に、企画担当者が資料を配布し、それに沿った話をする、プレゼン形式だと個々の企画や企画者の「評価」を出すことで終わってしまいます。
評価が悪い場合は1カ月後の会議で修正したものを再度発表するなどの方法がとられていますが、スピードが遅くなります。
 
 そこで、企画会議の資料を作らず、一人一人がテーマに沿って考えてきて、アバウトなテーマだけ決め、定期的に集まる。あるいは何か新しいことを思いついたら関係する人で企画会議を始めてしまうとう方法をグーグルでは取るそうです。
 
確かに、一人の発想よりも10人の発想を結集させた方が、より効果的で独創的なアイデアが出てくるように思えます
 

10%アップではなく、10倍を目指す

 目標設定を考える際に、昨年実績の10%アップではなく、10倍を目指すことのメリットについて著者は述べています 
 そのメリットは
  1. ルーティーンワークに陥らない。前提や固定概念を覆す必要性が出てくる
  2. 仮に7倍の目標達成でも大きいアウトプットになる
になります。
 

20%ルールを上手く使いこなす

グーグルの有名な「20%ルール」についても言及されています。
この重要なポイントは、従来の仕事を自動化し、20%の作った時間でインパクトの大きい仕事に投資をするをことです。
 
この本で重要だと挙げられている「自分の仕事を壊す」ことにもつながっていますが、毎日決まった仕事をしているだけでは将来AIに仕事を奪われる可能性があります。
 
それを避けるために、
  • 自分の仕事で自動化できる部分を探す
  • 5%、10%、20%と徐々に時間を生み出していく
  • 生み出した時間で、結果を10倍にしてくれるようなインパクトの大きい仕事や学習に投資をする
ことが重要だと筆者は述べています。
 
確かに、ある程度キャリアを積むとルーティーンワークに陥ってしまう部分が大きいと思います。
それはそれで効率的ですし、一定のアウトプットを生み出すことも重要ですが、それ以外にリスクを取って、自分の時間を投資していかないと将来的に仕事がなくなる危険性があることは大変勉強になりました。
 
読みやすく勉強になりますので、是非ご一読してください。